詩
角部屋にのど仏突っ込みたい 吠えるものなど怯えない擦れて擦れてしまったイノセンス信じないのは友情です。隣人の話し声が午後十時半に聴こえてバッド不味い白痴に恋はしない私の詩なんて歌詞みたいだとかよくそう言われるのが腹立たしいもう一度角部屋にの…
孤独のかけらが勇気を出す むくんむくんと 花の芽が鳴り 時折笑うのは貴方、 それを苦笑いするのは君、 メガネヤナギは 一年中頼りなく座る - 上手に書こうとして書いた詩に 何の感情も抱けずBEATLESSのイエスタデイが 流れる喫茶店の中で あの夜の花の芽が …
雫ひとつひとつ 静かな朝に煙草薫せ 未来予想をしてみても 頭がうまく動かない、憂鬱時に泣き 時に笑い 忙しない精神 それは 生きているから味わえる 特別であり、また、自然なことぽつん、 ぽつん、 落ちてくる雨音と ブルーのスニーカーで歩く 足元は冷え…
かたたたたた命が鳴る数名の方をおびき寄せて風を纏う。この際、珈琲一日五杯頂こうあの日を思い出すこともなく今を感じ取ろう、黒い日記帳に記された黒い文字文字文字文体の汚さは精神の表れ。ダウンコートはもう要らない季節に花粉が飛ぶのは花に命がある…
いつになったらわたしはわたしになれるのでしょう生きてきて三十年が経ち心は子供のまま体は大人に成長していつになれば、心身が合わさるのでしょう強い眠気は睡眠薬が未だ体に残っているせいで言葉がしどろもどろでごめんなさいこの歳になってようやく友達…
温気が消えかかる午後の夕べにしけった煙草をコーヒーと一緒に楽しむよ食べてはいけないもの:浦島草考察するこの紫の上着は薄く胃腸を荒らすから思いきって前髪を下ろしてみた言葉と行動の矛盾が都会に響き渡る こんな世界を愛することができない…下腹部痛…
今日も今日とてハイライト、吸って吐いて吸って吐いての繰り返し眠い 雨のせい眠い薬のせい杖を持っていると傘が邪魔傘を持っていると杖が邪魔すなわちどちらも邪魔 どちらかが欠けていたら動けない今日は冷感感じて更にアイスコーヒーで体を冷やすグンモー…
今日も今日とてハイライト、吸って吐いて吸って吐いての繰り返し眠い 雨のせい眠い薬のせい杖を持っていると傘が邪魔傘を持っていると杖が邪魔すなわちどちらも邪魔 どちらかが欠けていたら動けない今日は冷感感じて更にアイスコーヒーで体を冷やすグンモー…
木漏れ日だって別に、体に優しくしてくれるわけじゃないし。コクトーの詩を完全に理解できないもの。夏は秋色に少しずつ色づいてきて、私の名を呼んだ、きこえた』 ブラウンのジャケットまだ早いのに押し入れから引き出してきましたホット珈琲が生温くなる前…
有限の命は細い糸の上でまたがるようにして歩くあれの痛みはことばにあらわせず真夏にホカロン貼り付けて誤魔化す痛い=生きている極端思考が胸を霞ませるぼやが起きたら直ぐに気づく太い血管の中に流れるものの見えにくさ孤独感に脅かされて悪魔に化ける明…
死者 空が見えない雲も漂ってない死んだ人はどこへ行くのだろう(体がからっぽ)なんだろうか、ちっとも解んない 死んだ人は蘇らないこれを私は知っているあの人は洞窟の氷結のなかあの人は暖かい桜のしたきっとそうなんだろうと自分を宥めるこんなことを考え…
退屈な毎日を変えたくて服を買ったの。夏、じりじりの天井汗ばむ体が笑えない今年二着めの服はキャメル色したカットソーあなたに見せたいなんて思いながら選んだ一着!赤ちゃんの泣き声くるしいよダイレクトに、子宮に、ひどく響いて痛む私子供産める体じゃ…
巧みな語り口でやられようとしない様に気をつけていた杖があるだけで救われる気になっていたのが間違いだった杖を持ち歩くせいで舐められることの方が多かった 生きていてはいけないのでしょうか全然良くなんかない地獄の沙汰の人生が底にありその上に最低な…
人見知りの激しい私がここで生きている世界の片隅で蠢いたり嘆いたり激情したりとうるさく時にか弱くこきゅうをしている。赤の他人と生活を共にすることなんて考えられないと今までおもっていたよしんじられないってこの、いま、瞬間変わり始めたままで変わ…
切り取られた枝が花瓶に飾られているその景色を覗いてくらく笑う花は覗かれているようで縮んでいる 大家からの手紙を読んだものをシュレッダーに入れたあのさ、言葉なんか必要ないのかもしれないよねって今誰かに言いたい。 枝分かれしたものの先を睨んで未…
パワフルなエネルギーが深夜遅くに活動しちゃって目が冴えるよ、夜なのに夕方の気分だよ。センチメンタル4時半に煙草をふかして昨日のできごと振り返る、わたし馬鹿だったって、自己嫌悪が押し寄せる。それって波っぽい。 海っぽい。 目が痒くて擦ると涙が出…
孤独という文字で埋め尽くされた孤独という名の平成世界平和ボケと自殺みんなの死にたがりがわたしにはよくわからないけれどわたしは毎日死にたがり生きることに意味を見出し始めると待っているのは不愉快な絶望おわってしまうやめちゃったこんなもん飽きた…
ガムシロとミルクをアイスコーヒーにいれるぐるぐるかき混ぜる混沌とした小さな世界の左指に煙草わかってない全然じぶんじしんのこといくつになってもしらないままだよ今年33時代が随分変わってきたいつ返ってくるかわからないメールを待ちわびていたあの頃…
花がいつまでも咲いていることはなくてぼくというにんげんはかよわくて素っ気ないきみも一人の人間として肯定したい余白を埋めるのではなく余白を味わうことそれが難しくも楽しいことにいまようやくきづきました
貝になろうと足掻く土壌に引き千切られる寸前で嗤った愛。はいぼーるのめない暖かさに敏感な体になったのがいつからなのか覚えてない依存。神経痛は日に日に痛みを増して私を殺そうとやってくる笑える、楽しく感じられる景色が確かにあの日、ありました。桜…
発達する南風が愛おしいもちろん生活は困窮はしているけれど寒暖は嬉しいいい。かなしみなんてちっぽけなもんだなあそう一瞬だけ思いました 神奈川は都会じゃないし・都会は気分害すよねときみが言ったし生田緑地には昔、男と徘徊しに行って言われて破局コン…
グレーな世界は初体験、迷子なの死ぬほど好きだった人に、裏切られたの。かなしかった、さびしくなった、断られると怒ってた。自分でも自己中だと思うやめられなかった私がいけなかったと思う彼も彼でだめだめじゃんでも好きなんじゃん、 それって愛?憎しみ…
どろぬまの心を誰が救うのでしょう私です。掬ってこぼれた一部を拾うのは誰でしょう私です。貴方も、あなたも、きみも助言するだけでじっさいすくってくれるわけではない求めるだけでそれ以上は私がたすけるのです自身をこの微力な腕で
知ったふりをしている あなたの言っていることが分からないので知ったかぶりをして屁をしたと言って豪快に偽笑いする ファンファーレがきこえるを聴く 夜の快速 Base Ball Bearに夢中だった過去は 忘れたくはないが 思い出せば断片的にそれとは違うあの過去…
判明する夜に鳴く猫も無く人もいた そこに一輪のスカビオサ 花の尊い命を守るために水を汲んで来た、蒼きは未だある。 言葉に意味を持つことの重要性をあの頃まだ知らずにいた 夜空を見上げた日を今思い出してみたけれど、終わったことだった アームウォーマ…
そこにことばがない池袋のようだった感心と安心すれちがうまちのうえに猫もいた