透明境界線

日常の感情の肯定。詩を置く場所。

膀胱留置カテーテルとの共存生活

私の膀胱にはバルーンが入っている。

昨年の夏に脊髄損傷を負った後遺症のひとつで、自力での排泄が困難になった。そのため、もう一年以上カテーテルを入れながらの生活を送っている。
バルーンとは、膀胱内に尿を貯めておく「膀胱留置カテーテル」と言われるもの。毎回の排泄の際には、膀胱留置カテーテルの管の先から排泄する。


一ヶ月に一度、カテーテルを交換するため泌尿器科へ受診する。処置室のベッドの上に横になり、看護師に半身をタオルで覆ってもらい、暫くすると主治医が隣の診察室からやって来る。
尿道から管(バルーン)が抜かれる、
その感覚はむず痒いというかなんというか、言葉では上手に言い表せないもので。(初めて入院中に処置された頃は緊張し過ぎて痛かった)
膀胱内を洗浄し、新品のバルーンが入る。
その感覚も、毎回不思議で、だけど何故だか安心する。


月一の泌尿器科は毎回心身ともに疲れる。この異物は、ぶらさがるコレは、一生一緒に過ごしていくんだな…安心と疲労と絶望。

一年かかって、受け容れることはできたけれど。