透明境界線

生きていく。詩を書く。

一年後の私へ。(手紙)

こんにちは、あめ子。一年後のあなたにお手紙を書いてみます。読んでね。

最近はどんな風に暮らしてる?私はいまさっきBUMP OF CHICKENのロスロマンを聴きながら泣いていたよ。デビューする頃からBUMP好きだったもんね、いつ聴いても良さは変わんないなあ。ユグドラシルは傑作。聴いてみて。

昨晩、友達に会いに誘われたのが嬉しかったよ。いつも一人きりっていうのが私の自動思考だけど、よく考えてみると他愛もない話とかで笑いあえて、時に喧嘩もできる友達が一握りでもいれば、それは最高の宝だと思うんだ。

詩は書ける時期と全然書けない時期があって、つらいよ。来月からまた投稿再開したい。

私、今変わりつつあるんだ。それはとてもいい意味で。
自分の体調と相談できるようになったり、カウンセリングをしっかり継続しているおかげで効果も出てる。そりゃ、過去のトラウマも拭えないし、家事も一二年前よりは得意になったけどまだ未熟だよ。でも自分なりに頑張ってる。好きな人はいない。もし誰かと交際することになっても、相手を傷つけてしまった時にどうしよう。そう、自信がなさすぎるよね。
恋愛以外の人間関係もそう。言い過ぎてしまって後からひどく落ち込むんだ。そして、すぐにこんな自分なんか消えちゃえばいいのにって。
ねえ、生きているだけで苦しいよ。それでも一瞬でも幸せだと感じる時もあるよ。
よくわかんないよね。

あめ子。一人暮らしには慣れましたか?
新しい出会いはあったかな。デイケアは再開できているかな。場所や集団の中に適応するのは時間がかかる。
まだ苦しいでしょ、孤独感も希死念慮もつらいでしょ。私も今おんなじ気持ちでいる。
一年だから、もしかすると今よりメンタルコントロール出来るようになってるといいな。生きづらさも感情も年々マイルドになってきてるから、少しでも回復していることを祈る。足腰の痛みはひどくなってないことも、祈る。

あめ子は私自身だから言うけど、生きていてほしい。
寝込んだっていいじゃん。おなかが空いて眠れないなら、常備菜食べまくったっていいじゃん。何もかも限界にまで来た時は主治医やスタッフ、カウンセラーを頼ってね。

そして、信頼している友達を、大事にしていて。
ここのところずっと詩集や小説を鞄に入れ持ち歩いているんだけど、あめ子は持ち歩いているかな。詩、今でも書いてるかな。

また書くね。
かしこ

あめこより。2018/02/17