透明境界線

生きていく。詩を書く。

干からびた多肉植物に水をやる
太陽光が目をつん裂くように
街道沿いを歩いていると漂う刻苦
水分の足りていない体はのっそりと歩くことをやめず
(あたかも健康体かのうように)
熱病に冒された、
午後二時
勢いなくポカリを買ってすぐさま帰宅し
アイスノンに頭を落とす
心は生きてます
太陽に
負けただけです
やさしくなれよ、せめてじぶんには