透明境界線

生きていく。詩を書く。

限界

居場所がない。もう、居場所がない。

台風が通過している間、深い闇の中で膝を曲げて浅い息をしていた。過ぎ去った日、区役所の福祉課に行った。(グループホームに入居できるかどうかの相談をしに)
結果はグレーだった。生活保護課に相談するしかないとか、家賃の基準を上回っている場合難しいそうだ。
市が違うということだけで、こんなにややこしくなるとは思いもよらなかった。来週には役所の担当から連絡が入るそう。それ次第で一人暮らしに切り替えるかほかのグループホームを探すか決めることにした。
今日はとんでもなく死にたく、飛び降りたい衝動がある。飛び降りたところでまた生き残る可能性、車椅子になるかもしれないのに、私はこのせかいにとっくに絶望しているのだ。

家族?夜遅くに帰ってくる兄しかいない。両親がいない。特に母は三年前にガンで逝った。はやく会いたい。
生活しているアパートも住人が(特に隣人)夜間遅くまでうるさくて仮眠すら出来ない。育った環境も悪ければ今いる環境も良くない。
環境に恵まれたことが一切ない。生きていたくも、ない。