透明境界線

生きていく。詩を書く。

ここが都会

おはよう朝
藍色がスカイブルーに徐々に景色が変化していって
東京の一日が始まった
輪廻
転生
あるのかなんて思ったりしない

私の罪を弁護出来るのは誰一人としていなくて
体内に残った精液だけが
生への執着度を決める
夥しい、
街の喧騒、
ココナッツミルクジュース、
限度度合い、
ああ。私は今の私が好きだ
おはようを誰にも言えない日々は悲しいのだろうか
ひとりで生きていく なんて

言わないでください