透明境界線

生きていく。詩を書く。

あなたを思う

暖かい丸が背中を押すとき
思い出すのは母の微笑み。
去年許せなかったことが、今年またひとつ許せました
わたしの知らない場所からきっと
見守っているのだろう気づかないだけで
嗚呼あなたが恋しい
生きていたら、生きていたら、今頃一緒に年越しできるのに

何度も何度も

四年目の春は何を思うだろう
一人で暮らし始めて分かったものの多さよ

冷たい風が吹くとき
お母さん、
あなたを思い出して感傷深くなりそうです