透明境界線

生きていく。詩を書く。

2015-01-01から1年間の記事一覧

滅茶苦茶な毎日も愛したい

一年が終わりを迎えようとしている。本格的な冬がやってきたけれど、あまりに暖冬過ぎて、昨年のあの冬の寒さが恋しくなる。キーンと凍てつくような寒さが好きなので、暖かい冬はつまらなく感じる。今年を振り返ろうとすると、きっと話は長くなるだろうしだ…

心と心

電車に乗っている、快速急行新宿行き。夜の街へ出向く。用事はとてもとても、些細なこと。些細なことが幸せと感じるようになった。平凡がこれほど平和だと、気づいた。何年ものあいだ、私の日常はジェットコースターだった。それが普通だと思っていたし、そ…

意味

喫茶店のBGM。冷めた珈琲。テーブルの隅に置いたまま、読まない本。全部に意味がある。意味のないものは、本当はないと知っている。少なくとも私の世界では、意味のないものはない。色。煙草のパッケージの色、柄、文字。珈琲は、なぜ、茶色いのか。鞄にはな…

一瞬煌めいたせかい

しっかりしなきゃ、ならんのです。私、成長過程真っ盛りだ。これ以上背は伸びないけれど、精神は死ぬまで、ずっと、生きている限り伸び続けるそうだ。まあ、私は長生きできる体ではないが、例えばいつか末期癌になったとしても、なにかを学んでいくのだろう…

不確かなものに、そっと、触れてみたくなる。完全でないものほど、いびつで、魅力的に感じる。触れて、抱きしめて、安心したくなる。これは自己満足な欲求なのだろう。私はずっと前からそうだった。自分にとって危ないだろう、よくないだろう、そんなものし…

長い長いゆめ、睡眠にうつつをぬかしている。睡眠薬を一錠抜くと予期不安が襲ってきて眠れなくなる、ので、きっちり飲む。夜中にするSkypeが楽しい。途中から眠気がきて、相手の言ってることの半分も認識できなくなる。気づくと夢の中。正確に言うと、夢は無…

変わりゆくすべてのことに

眠い、睡眠。朝起きれずに、夢に振り回され、午後1時半に目が覚め、いつもの駅まで電車でトコトコ進む。列車に揺られて眠気は増す。いつもの行きつけの喫茶店の効きすぎた冷房が、肌を冷やす。カフェインのおかげもあって、瞬く間に目を覚ます。それから無…

奥深い迷路に迷い込んで

生きている。わたしはわたしだけのせかいで今日も息をしている。人からの意見やアドバイスを色々と聞いているうちに、やろうとしている事に対する迷いが生じた。周りの人も迷うね、と言うし、わたし本人も本当に迷い迷って奥深い迷路に迷い込んでしまった。…

SNS

私はツイッター、インスタグラムなどのSNSに所属しているが、たまにその全てを放棄したくなる。放棄したいならすればいいのだけれど、数時間経つとやっぱり開いてしまう。ほぼ中毒なのだろう。スマホを持たなくても情報は自然と入ってくる。必要な情報とそう…

おかね

もったいないなと思ったそう、最初は気づいたら手元の二万は随分と減ってしまい残りたったの三千円何に遣ったのか覚えていない今週のお小遣いが一万気づいた時には四千円何に遣ったのかこれまた覚えていないきっと大事なものに遣ったはずその大事な何かも思…

不必要な能力

私はあらゆる場においてその場の雰囲気(空気)を読んで行動する。というより、ほぼ無意識に空気を読む。周りにいる人が今、どんな気持ちなのか、楽しんでいるのか悲しんでいるのか苛立っているのか疲れているのか、つまらないのか。それが私の意識とは無縁に…

うな重

夏、夏夏している夏の八月が始まった。特に8月1日がここ数日の間で一番の暑さだった気がする。その日は母の新盆で横浜のお寺まで、車で一時間半かけて行ったのだ。お寺の中は扇風機が全開で稼働しており、それでも汗が全身から滴り落ちてくる。暑い、という…

もう少し頑張りたい

一睡もせずに考え事ばかりしていた。私の中で考えるという行為は大切。悩むことは嫌いだけど悩んでいる事と向き合う時間、大切。引越しの荷造りをしている最中、昔書いていた日記帳の一頁に絵を見つけた。描いた記憶は確かにある。自分でもよくわからない。…

すべては梅雨のせいに

すべては梅雨のせいにしてしまおう。そうすると少しだけ救われる気がするから。私はこの鬱状態も死にたさも、すべて梅雨のせいにしている。梅雨が明けるまで、梅雨のせい。いつも行く喫茶店で詩を書いている。人間観察をしながらの作業は捗る。詩は今のとこ…

救い

未だ生きている。それだけでいいんだ。呼吸をしている。許されている、未だ。地の底を這いつくばって遠目に明るい世界が広がっている。私はそれを目指す。悲しいことは悲しい。嬉しいことは嬉しい。みんなシンプルでいいんだよ。私は、どんな事が待ち受けよ…

マジックミラー

束の間の晴れの日のこの虚無感をどうにかしようと心を無にする作業。雑念を消し去って、まるで物のようになる。なりたい。本当に疲れているときは、余計なことも良いことも悪いことも頭に掠らない。中途半端に疲れている場合、脳内は雑念に追われ呼吸が浅く…

憂鬱な梅雨の始まりに

働くということを知らない私が働くことになった。体力精神力と引き換えに得る金銭。お金だけは裏切らないね。最近、足全体がとても痛い。周囲にそれを言うと皆、「歩き過ぎなんじゃない?」と口を揃えて言うのだが、歩く頻度は変わらない。腰、太腿、膝、ふ…

運とタイミングが重なるとき

何処かで生きている誰かにとって、眠れない夜がとても苦しいということが、私には分かる。たくさんのいろいろを考える。そしてそれは悩みに繋がる。いっそ朝なんて来なければ。死んでしまいたい。だなんて思う。ある人は時々、またある人は毎晩。眠れなくな…

不眠症と眠気と喫茶店

土曜日は真夏日だった。リュックを背負うと背中の暑さを全身で感じる。金曜、恋人氏とのお泊りの際にUVカットを持ってくるのを忘れたので、当然日焼けもする。もう既に私の肌は焼けている。悲しい。金曜の夜泊まった際に不眠症の私はまったく眠気というもの…

彼女の人生について

彼女は死んだ。自宅の30階から飛び降り全身を強打し、心臓は止まった。彼女の人生は楽しいものだったろうか。それとも、苦しくつらいものであったろうか。(ある日の日記より)今日はサキと飲みに行った。もうガールズトーク大炸裂だよ。あの子は惚気ばっかり…

電車

電車に乗って眠れない身体を揺らし、鬱々と明日の事を想う。ふと消え去ってしまえばきっと楽なんだろう。消え方なんてとっくに知ってる。ただ準備するのが億劫なだけで、しないだけ。明日を絶望しながら生きていく。毎日同じ感情の繰り返しだ。こんなものも…

end.

どんなに太陽が出ていて世界を照らしていても、私の精神は狂ったまま息をしていて、日が落ちる頃、また、私の精神も落ちていく。今日は本当ならば警察に被害届を出しに行く日だった。すっぽかした。怖かった。思い出すあの日あの時あの瞬間を。私は被害者だ…

キウイジュース

昨日は蒸し暑かった。というかあれですね、最近では奄美大島で梅雨入りが発表されたせいですかね、とても蒸し暑いです。暑さにプラスα蒸し感。これは私の嫌いなジャンルであります。新宿へ行った。恋人も一緒に。まあ何だかつれなそうにしてましたけども。い…

添い寝屋

鼻水がまだ出る。これでもかと言っていいほど大量生産だ。今朝は早く起床し地元の美容院まで髪を切り、染めに行った。バイトの面接があるので早めにお願いしますと頼み、美容師のお兄さんは快諾してくれた。この時まだ私は、その後行くバイトの面接がひどい…

下北沢

日々お疲れモードの私だが、今日も今日とて疲れている。この疲弊感。日によっては心地よくも感じるけれど、なんだかね。もっと人生らしい人生を送ってみたいものです。はてなブログを始めた理由は特にない。他のサイトにも登録はしているものの三日坊主で終…