Twitterの詩
貴女が走る時 私は命を回している 時に立ち止まり 時に歯車が狂う 貴女が命を回している時 私も命を 賭けている
紅の悪さに驚いた千切った葉をレタスと一緒にくるくる巻いて食べる疎かな生活は続きましたいま到着して、この場所で動き出すのを恐れていますぴんくに染まれば孤独にならないなんて嘘だった
花がいつまでも咲いていることはなくてぼくというにんげんはかよわくて素っ気ないきみも一人の人間として肯定したい余白を埋めるのではなく余白を味わうことそれが難しくも楽しいことにいまようやくきづきました
発達する南風が愛おしいもちろん生活は困窮はしているけれど寒暖は嬉しいいい。かなしみなんてちっぽけなもんだなあそう一瞬だけ思いました 神奈川は都会じゃないし・都会は気分害すよねときみが言ったし生田緑地には昔、男と徘徊しに行って言われて破局コン…
氷の指先から見える世界はどうだつめたいって言わずに無意識で歩くことが出来るんだろう「魅力的」 怒鳴る声は窓辺から聞こえない真っ当に生きなさいと言われたまま育った手足いまは氷の世界上で千鳥足しているよ 「かなしいか」 泣かないで責めないで泣いて…
暑さによる疲れで寝付けず0:20。きゅうげきにやってきたなつに追いつけず浮き沈みをするメンタル。 胃に液体の薬を流し込んで海を思う。 今夜も脳内はアレコレで手一杯直接脳を触りたい 0:22。
知ったふりをしている あなたの言っていることが分からないので知ったかぶりをして屁をしたと言って豪快に偽笑いする ファンファーレがきこえるを聴く 夜の快速 Base Ball Bearに夢中だった過去は 忘れたくはないが 思い出せば断片的にそれとは違うあの過去…
きみのいびきは昨晩ひどく甲高くけれど僕はなぜだか落ち着いてコーヒーを淹れて朝食を作り数日ぶりにカーテンをシャアーと開けたきみは寝言をひとことも言くこともなく熟睡してるし鼻腔拡張テープの効き目もないな可愛いな、なんて思った自分が怖かった
判明する夜に鳴く猫も無く人もいた そこに一輪のスカビオサ 花の尊い命を守るために水を汲んで来た、蒼きは未だある。 言葉に意味を持つことの重要性をあの頃まだ知らずにいた 夜空を見上げた日を今思い出してみたけれど、終わったことだった アームウォーマ…
灰色の空はめらんこりーな僕に歩け歩けとうるさく話しかける。むごんほど怖いものなどないむひょうじょうは不穏にさせる雨が落ち、晴れてまた落ちて みがってなものにはスルーすればいいのよ。そうきみはいつだか言ったよな 記憶の窓辺でうたう灰両脚はうま…
希死念慮がベッドに漂う夜にぬいぐるみ抱きしめてゆっくり ふかく 覚悟も決心も一切せず、こきゅうをしている 余っていた鎮静剤は昔橙色のカンカンに大事に保管をしていた さけぶことのできないまよなかしずまりかえるいえのなかわたしの分身が頭を抱えて…
ねむりにおちる直前まで/頭のなかに言葉の数々がめいっぱい巡りまわるそれはうれしくもたのしくもなく、ただ、淡々と淡く濃く甘くにがくおおきな泡。/蒸気のない闇なかで私の体は おだやかに
慟哭。それから側室にて花弁を天井に。投げる、うかぶ言葉だけうかぶ。今爆弾低気圧有りAmagasa鞄の中。気象病(眠気/怠さ/気鬱/関節と頭痛)体全身へ這いつくばって。転けるな。狼狽えるな。苛めるな。
天から空中へ向かう高射が歩く人々の髪を橙に染める大気は安定模様、乾燥注意報発令中、マスクした皆の顔の半分はみえない 昨夜の出血は嘘、夢だとおもいます。昨夜の無感情は嘘、夢だとおもいます。 光を愛すのと同じよに低気圧も愛せたら…
澄み渡る よぞら に 絵の具をのせて かんせい した 水彩画 青の密度の濃度 やさしいきみは わたしを つつんで のがさない
オリオン座が見えたから、明日も笑っていたいと思った。東京の夜空が時々澄むのは希望。深い夜中の12℃。眠気まなこで分厚い掛け布団をかける生まれてきてから何度も経験する秋と冬の狭間に対して一昨年は睨んで昨年は泣いて今年のわたしはどうなるの悩むくら…
休眠を終えて煙草着火点灯ひねくれカーテンから食み出る白昨夜垂直に出産した記憶はすっかり忘れたというのにたった数時間で蘇った色を共わない煙嫌な臭い壁目を瞑り時計の秒針に耳をすませば眠りに落ちると信じていたのに わたしもあなたも愚直だ
泣いて乱れて叫んで諦めてこの家へ帰ってきた痛めた腰を右手で支えながら庭先に出ると夏に枯れたペンタスが 大きく華やかに咲き誇っていた 秋の虫が鳴いている夜半透明の音たちここは静かな場所私の居場所 呪縛の夏から解放され私はここへ帰ってきた
目の霞と宇宙と浮力で叶う眩暈 気象病にたいする にくしみ しんしんとした曇り雨のなか 私も君も 立っている
涙する夜は街道を走る車の音がやけに騒がしく耳をつねる毛布ひとつで足りる夜にはあの人と手を繋いで眠りたい腹式呼吸と心拍数と虫の音は連動眠りに落ちる瞬間小さな死と優しさに包まれる
オリオン座が見えたから、明日も笑っていたいと思った。東京の夜空が時々澄むのは希望。深い夜中の12℃。眠気まなこで分厚い掛け布団をかける生まれてきてから何度も経験する秋と冬の狭間に対して一昨年は睨んで昨年は泣いて今年のわたしはどうなるの悩むくら…
湯気の出たアワビが嫌いです眠り込んで魂が抜けて浄化命を拾ってください私の発熱した37.6℃の体温に触れて一度だけ怒ってください 私の命を拾ってください明日の朝には帰りますから