透明境界線

生きていく。詩を書く。

蒼い

寝転びながらあの日の拍手を思い出していた
鬱屈や退屈が昔と変わらないように
変わらない日常が素晴らしいというように
時効になる事象、あれは鮮明
つよい痛みを伴って
多くの人々がそこに駆け付けた

妥協するな
諦めるな
その言葉達がどれ程鬱陶しいか
私以外には分からない
命の価値を知った今
生きているだけで私も貴方も
美しい